< 巌 句 集 >

”清 浄”を求めて




 風吹けば 自性無になる 空になる

浄不浄 自性本来 清浄心

般若経 清浄心を 明らめる

無常なり 智慧もて見とおす 清浄道

清浄の 心青空 見てたから

貪りと 怒り愚かさ 自己を見る

自己見つめ 清浄にまで 辿りつく

澄めば澄む 澄むも濁るも 清浄心

見送られ それより先は 独り旅

ほとけより ほとけのままで いるがよい

色つきも あかづきもせず 水鏡

この怨み 怨みによりては 鎮まらず

その心 所無くして 生ずべし

一瞬が そのまま万年 清浄心

空がある 水があるから ここにいる

触れてみる こころもいのちも あたたかい

あるがまま こころはいつも あたらしい

あおあおや あおあおあおや あおあおや あおあおあおや あおあおや空

しののねは ひとりひとりで それがそのまま

しののねは 月の音なり 星の音なり

朧月 揺れる光は 澄心

六月や きれいな篠音 吹くこころ

たのしみは 素心素心の かたりあい

少欲で 大空無限 足るを知る

ありのまま すべてのものが いまここに



この空に 執着すれば 空は無し

こころから しのぶえのおと 澄みにけり

ふしぎなり しのぶえのおと 春の月

半月や ほとけのように 澄みにけり

ただ綺麗 ではなく包容 清浄空

本来の 面目見れば 朧月

ここにいる 青い心と 澄んだ空

大空に 青く輝く 富士の雪

いろいろな いろをまぜると そらのいろ

透明な もっと透明な 青い空

春の月 澄ませば心 しののねに

目の前の 空気は遠い 青い空

はじめなく をはりもなきに 空の空

くもりなき そらにつきかげ 清浄心

しのぶえは ふかずにふけよ こころしずかに

水のような空 空のような水
ほとけのような心 心のようなほとけ

澄心 月の光の 皮膚感覚

篠の音(ね)は 季節の音の 余韻なり

空に帰る 自に帰る時 素に帰る

篠笛は 芸術ではなく 心清める

わらべうた 篠笛お囃子 種子を蒔く



自己を見て 自己を忘れて 青い空

天空に 夢と現実 解き放つ

芭蕉庵 古人の魂 肌に触れ

跡でなく 求める心 活かす今

人間の 欲は神をも 恐れない

素に帰り 畏敬の念を 大切に

人間は 自然が創った 芸術品

この作品 青い空から 産まれ出た



明澄の 空と心と 水の色

この肌に ちょんと触れると 空色に

空と雲 風と小鳥と 清浄心

素の心 夢は大空 かけめぐり

篠音(しののね)の 心の音は 空音なり

平易な美 偉大な美より 非凡なり

六神通 もひとつ上の 柴運び

美しい ものが心を 美しく

青空を 素に帰る旅 散歩道



青いろは ただそれだけで 清浄空

一粒の 雫に映る 青い空

素の心 元素になって 見つめ合い

篠音(しののね)の 素朴な音の 奥深さ

浅き欲 求めず深き 素に返る

夢の中 すべてのものが 詩的なり

年重ね 深い心に なっていく

過去は過ぎ 未来まだ来ず 今永久に



清浄空 じっとみてると 青い色

次の世に 伝承できる ものはなに

夜の雨 青い雫を 降らしてる

あめのねを きけばしのねの おとがする

煩悩を 包み込むよな 夜の雨

ひとつぶを しのねのうえに のせてふる

よるのあめ おともくうきも すみわたる

星ひとつ 素のかがやきを 心音(こころね)に

流れゆく 星も私も 万物も

素に返り 素を感じつつ 素に活きる



空仰ぎ 空に包まれ 空になる

素というは 自然治癒力と おなじもの

篠音(しののね)と ひとつになりて 春の夕暮れ

単純な 音で言葉で 深く聴く

篠音(しののね)の 素朴な音は 自然音

一瞬の その瞬間が 芸術家

誰でもが 芸術家になる その瞬間

青空を 吸って心を 混ぜる音

平凡な その一瞬を 活き生きる

ゆうぐれの しののねひびき ゆめのなか



素の深さ 青の広さを 感じとる

欲落とし 綺麗な心 素の心

水清く 青空映し 流れ往く

素に返り 何時でも何処でも 美に生きる

皮膚感の ある歌声と 篠音(しののね)と

目の前の 見えない空気は 空の一部

詩を生きる 詩を創るより 難しい

素のままと 口より実践 できてるか



青色は それそのままが 空の色

水の色 何の色だろ 空の色

お囃子の 遠音(とおね)なつかし 青い空

篠音(しののね)の 深夜の遠音(とおね) 時代超ゆ

青空と 夜空は裏と 表なり

夜が明けて 青空広がり 白い月

夜は月 朝は太陽 輝いて



夜が明けて 月の光が 白くなる

静寂な 我を見つめて 月心

三日月に 青空映る 水鏡

三日月は 万物万人の 心なり

深い美は 醜をも含んだ 美であります

重松さん 伝えたお囃子 活かします

仏求めて迷うより 迷いを知れば仏なり

青空も 恨み心で 曇り空

青空を 見れば素になる 身も心も

夜と朝 つなげるものは 篠音(しのね)なり

心音(こころね)が 歌とならねば ただの風

心音(こころね)が 活きて素になる 篠音(しののね)に

心音(こころね)は 素の塊と 素の粒子

篠音(しののね)は 心と竹が とける音

虚無僧が 松一本に 聴かす音

篠笛の かごめかごめが 深くなり

わらべうた 大人の素朴 美しさ

この月に 愛でる心の 柔らかさ

青空と 心が一つに なる瞬間

永遠に 無限に広がる 清浄心

澄心 巌心に 映る空

わらべうた そっとやさしい こもりうた

やがて自然の 素空に返る

透き通る 心と体 青の色

そのままの こころでいいよ まぶしいよ

澄んだ目に 澄んだ泪と 青空と

空を飛び 空をつきぬけ 空になる

喜びの ひかりほんのり 素空色

素の色は 永久不変な わらべうた

素に返り 澄んだ青空 今ここに

野の花を 愛でる心で 見つめ合い

篠音(しののね)の 月に聴こえる 澄笑顔

年重ね 深い人生 素に返る

うつくしい ゆめもうつつも まぼろしも

静寂な 夜の遠音(とおね)に 篠の夢

初音かな 座敷わらしと 篠音(しののね)と

澄心 青空みつめ 深呼吸

この今が 素朴であれば 澄んだ空

純粋で 素朴なものに 泪する

しあわせの 泪に沁みる 青い空

透明な 泪に映る 紙風船

耳澄まし 心を澄まし 素朴聴く

いつまでも 素朴な深さ 感じつつ

一粒の 泪に映る 澄心

今此処に 生きていること 感謝して

霧雨の 澄んだ夜ほど 浄化月

果てしなく 澄んだ青空 空の上

夢の色 何の色だろ 空の色

篠音(しののね)の 音は何色 空の色

この一瞬 空の青さと 同じ色

汚れても 絶えず流れて 自浄作用

その泪 素直な心が 映ってる

万物を 包み込むよな 素の泪

清浄心 時代に媚びず 生きていく

よくみると わたしのこころは あおかった

じっくりと 素朴はなんと 深いもの

篠笛は 素禅静禅 無心禅

大切な 宝物です篠笛は 今の気持を 教えてくれる

青空の 遥か彼方に遠音(とおね)さす 心も体も篠音(しのね)になる

篠笛の 最終目標は 唯自分の音の 出る事なり

この息が 心と一緒に 音となる

篠音(しののね)の 澄んだ心に 花が舞う

お互いの 命を声を 聴きながら

素朴とは 善悪以前の その心

澄む心 澄んだ体に 澄んだ空

ゆうゆうと ゆったりゆっくり 歩く空

余韻は 深いところから 響いてくる

聴くたびに かごめ篠音(しのね)の 初音かな

過ぎ去りし 時を想わず 明日想う

我ここに 今生きることの すべてなり

真実は 明鏡の珠 見る心

こころこそ こころすみきる こころなれ

よくみれば やはりうつくし こころの底

澄月の うつくしひかり 澄むこころ

マニ宝珠 月を心に 恍惚なり

澄月は ひとつぶなみだ ひかるゆめ

素直さと 素に戻る今 素のままに 囚われのない 素な心

篠音(しののね)の 雪音しずか 澄心

お囃子の 遠音(とおね)心の なつかしさ

篠音(しののね)の こころにひびき なみだぐむ

この息が 心と一緒に 音になる

口唇と 息と心と 指先と

我が心 少年(少女)時代の 音がする

好奇心 大人になっても 忘るべからず

道草は 知らない自分を 探す旅

ひざっ小僧 とおいむかしの なつかしさ

白い朝 澄んだ空気と 月のひかり

透明に 輝く月と 朝焼けと

青空の 奥は何色 澄の色

篠音(しののね)は 清浄空へ とけていく






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